【解析例】弾塑性体を利用したトラックのオフセット衝突

【解析例】ウェザーストリップの接触解析

【解析例】粒子法によるショベルカーの掘削シミュレーション

【解析例】圧力容器の落下解析

【解析例】粒子法によるタンクのスロッシング解析

【解析例】建屋の過渡応答解析

【解析例】ゴムブッシュの接触解析

【解析例】金属部品の亀裂進展解析

信頼され続けるパートナーを目指して

お客様紹介

概要

日立建機様への解析エンジニアの派遣を開始したのは、2011年の2月でした。
その数年前、日立建機様で実験解析評価センタが発足し、解析（CAE）が行える環境が整い始めた頃、解析エンジニアが必要という事でダイコーテクノより派遣を開始しました。
その後、徐々にその業務内容や規模を広げていき、現在では、現地での派遣対応に加えて、広島本社でのオフショア対応ならびに請負対応とニーズに応じた様々な業務形態にて、日立建機様の製品開発に貢献させて頂いております。

ニーズ

日立建機様では実験解析評価センタの発足後、設備・環境面などの整備を進める中、ツール選定・評価、解析手法の確立などの課題をお持ちでした。
その反面、これらを実施する解析エンジニアの育成・確保などにおいては、なかなか思うようには進んでおりませんでした。（第1のニーズ）

そこでダイコーテクノより、解析エンジニア2名を派遣させて頂きました。
彼らは、これまで自動車や産業機械などの解析業務経験を持ち、派遣後も即戦力としての役割を果たし、中心的メンバーとなりました。
その後、解析内容についても線形静解析だけでなく非線形解析など高度な検討項目が増えていき、更なる解析エンジニア不足が発生しました。（第２のニーズ）
ダイコーテクノとしても、そのニーズに応えるべく

1. 派遣メンバー増員
2. オフショア業務開始
3. 請負業務開始

と業務形態も柔軟に対応しながら、現在に至っております。

ニーズに応じた業務形態

現在、ダイコーテクノでは、3種類の業務形態で日立建機様からのニーズに対応しております。
『派遣業務』では、客先常駐する事で機密性の高い業務やタイムリーに変化する解析仕様にも迅速に対応できます。また、実機を見る事も出来る環境だからこそ、より実現象に近く精度の高い解析を実施する事が可能となります。
その他、本社と連携する為のパイプ的な役割も担っております。

『オフショア業務』では、派遣業務として実施してきた業務の一部を本社へ持ち帰らせて頂く事でお客様のご要望に応じた迅速な対応と本社で有する技術ノウハウや設備（ハード・ソフト）を活用でき、技術面やコスト面でのメリットがあります。
『請負業務』では、突発案件や短期案件など派遣業務やオフショア業務だけでは対応出来ない案件に対応する為の業務形態となります。
これにより、一時的に業務量が高くなった時でも通常業務と並行して実施する事でお客様の工程を遅らせることなく進めております。

特に注力している点

お客様から信頼され続けるパートナーである為、ダイコーテクノでは平素より以下の点に注力しています。

• 新技術取得に向けた取り組み（勉強会や自己啓発への取り組み）
• お預かりする重要な情報の取扱い徹底（取得済みISO27001規約の徹底）
• メール・電話・WEB会議などこまめな報連相の徹底（意思疎通の徹底）
• 業務内外を含めたコミュニケーション力の向上（話しやすい環境作り

当たり前の事かも知れませんが、地道な積み重ねが信頼に繋がると信じております。

今後の目標

日立建機様では、平素より安全でより良い製品の開発に注力をされております。
ダイコーテクノとしても、微力ながらもご支援・ご協力できるよう今後の目標として
『より精度の高い解析を実施する』
『より現実に近い解析を実施する』
『新しい解析手法に挑戦する』
を掲げ、更なる技術力向上ならびに効率化を目指します。

お客様から一言（日立建機株式会社　実験解析評価センタ　様）

ダイコーテクノさんから派遣されてくるエンジニアは皆さん非常に優秀で実直、業務のスピードと正確さはピカイチです。
これらの実績からオフショアへと展開させて頂いておりますが、我々が進めて定着しつつある製品開発時出図前の事前保証の一環である事前解析評価プログラム完遂に大きく貢献して頂いております。
今後も引き続き宜しくお願い致します。